任意後見制度について

今の日本は超高齢化社会になり、先進国でも突出しています。長生きできることは良いことですが、それに伴い認知症患者も増えています。このような精神的・知的に法律関係上の財産の管理とかが困難な人々のためにあるのが法定後見制度です。また、今は大丈夫だけれども将来自分がそうなった時のためにあらかじめ決めておくのが任意後見制度です。つまり本人が十分な判断力を有しているときに将来自分の判断力が不十分になったときの後見人を決めておく制度です。信頼できる人を任意後見人として公証人役場で公正証書を作成しておくのです。

観葉植物02

そうすればいざ自分に認知症の気配が見られたときに家庭裁判所に申し立てれば家庭裁判所が選任した任意後見監督人が任意後見人をチェックして任意後見人が本人の財産の管理などを行うシステムが確立されます。本人が自由に自分の後見人を決めることができるのが大きなメリットです。なお今すぐ保護を受けたい場合は後見人を指定した後すぐにそれが始まる場合もあります。ただ法定後見制度のような取消権がありません。それから死後の処理を委託することもできません。これらがデメリットと言えますが、それにも増してメリットの方が多いでしょう。